神様ノ子守唄-ツギハギ殺人事件-

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神様ノ子守唄-ツギハギ殺人事件-おまけシナリオＤＬ版

※おまけシナリオ単体では遊べません、本編に上書きしてお楽しみ下さい。

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C68(2005年夏コミ)版用のおまけシナリオはコチラから。

-Story-

-おめでとうのきもち-

それは、積み重なる日常の１ページ。
光吉は七組へ訪れると、誰のとも知らない机に荷物を置いた。
それをなんでもないように受け入れる有栖川達と言葉を交わし、たわいもない時間をのんびりと過ごす。

とるにたらない時間、適当な会話。
どうでもいい日常に思いを寄せて、勘の矛先を誤魔化し乱す。

――それこそが、光吉の狙いだったりする。

五月二十六日。
その日は――

-なのこいぢり-

五月末日のある日。
雲一つない青空は太陽の光を直に降らして、季節外れの夏日を産んだ。

今日の話題は夏の予定。奈乃子の別荘の話から海へ移り、話題は水着へとシフトする。

そんな面白そうな話題を有栖川――いや、七組が見逃すはずがなく……。

今ここに七組の総力（六組からの乱入者二名）を挙げて、日常茶飯事な大騒ぎが幕を開ける！

-紫陽花散歌-

降り止まぬ雨の中、彼女は一人空を見る。
雨露に濡れる身さえなく、雨音の中一人きり。

人気のない空き地の真ん中で、傘も差さずに空を見る。

誰もいないこの場所が彼女の世界。
降り続く雨を浴びながら、彼女は寂しげに目を伏せた。

誰も彼女に気づかない、彼女の声は届かない。

いつからか変わってしまった世界を見つめ、絶望を笑みで誤魔化した。

変わってしまった日常。
慣れ始めた空間。
凍り付いた時間。

そんな一人きりの世界に、見慣れぬ男が迷い込む。
彼は、誰にも見えないはずの彼女に言葉を返して……。

――世界はかくも無情に
　　　　　紫陽花は音も無く散り逝く――

※注意

以下のファイルは2005年の夏コミにて頒布したCD版用ファイルです。

ＤＬ版に適応した場合プレイ不可能となりますのでご注意ください。

神様ノ子守唄-ツギハギ殺人事件-おまけシナリオC68夏コミ版

※必ず上の修正ファイルを適応させた後にインストールしてください。

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