『世界の果て』を越えた先に広がる死の砂漠、その中心に位置する町サン=ネヴェリア。窓は砂を避けるために塞がれ、人は日の光を避け家に篭る。静かで、何より不気味なその町で運命の輪が交差する。
女医であるアリシアは助手のウィルを連れてサン=ネヴェリアを訪れた。目的は未知なる病の治療とその研究、滞在二日目にして疫病の特効薬を練成したアリシアは、次の目的地を決め兼ねていた。そんな中、ウィルが行き倒れの男と遭遇して――。
世界は一つじゃない、無限に存在し、隣接し、並列し、縦列し、その全てを纏め上げて『世界』を紡ぐ神々、彼らの祝福、恩恵、彼ら自身、そして人間。
無限大と無限大、運命と運命が交差するその刹那、世界の全てが夢を魅る。
――さあ、物語をはじめよう。
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やってしまった感満載のやりたい放題オリジナル小説本、恐ろしい程に読者を選ぶトンデモストーリー、製作モットーは「書いてる自分が一番楽しい」物凄い勢いで自己満足。
もしも気が向いたら手にとって頂ければこれ幸い、128ページ本文白黒、フルカラーカバー付き。
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